婚活サポーターのさかなです。
このカテゴリでは、結婚生活を安寧に続けるために絶対必要な「結婚観」について確認していきます。
結婚観=「結婚したい本音の理由」
人は結婚に求めるものがあるからこそ結婚したいと思うのですが、「結婚に求めるものが一致するかどうか」を重要視してお相手選びをする人はそこまで多くない印象です。
「え?結婚に求めるものなんて、みんなほとんど同じでしょ?」
と思った人もいると思いますが、そうとも限らないのです。
私が思いつくことをざっと挙げてみると、
- 好きな人と一生一緒にいられる保証がほしい
- 精神的に支え合うパートナーがほしい
- お金に困らない生活がしたい
- 経済力を対価とした生活サポートが受けたい
- 子供をもうけるために必要な契約だから
- 将来の孤独に備えての保険
- 社会的(親や会社や友人)に認められるための手段
このように本音の理由はいくつもあって、その思いの強さ・比重もそれぞれです。
この「本音の理由」が一致する相手や、需要と供給がピッタリハマる相手を選べれば生活満足度は高くなりますが、違ったり重なる部分があっても温度差がある人と結婚してしまうと、ストレスフルな結婚生活となる可能性が高まります。
ですので、「結婚に何を求めているか」「理想の共同生活像」、あなたの本音とお相手の本音をしっかり認識した上で仲を深めていただきたいです。
結婚観を知るための3つの手がかり
結婚観が一致する相手を選ぶために、以下の3つについて考えていただきたいです。
- パートナーとのかかわりの深さ(心身・時間)
- 家族優先度
- 仕事や家事や子育てなど希望するライフスタイル
パートナーとのかかわりの深さから結婚観の相性を計る
あなたは「婚姻関係を結ぶパートナー」とのかかわりの深さをどこまで求めますでしょうか?
もしあなたがパートナーと過ごす時間をしっかり持ちたいと考えていたり、心の通い合いを求めるなら、会話が楽しめる・共通する趣味があるかどうかを重視してお相手探しなさることをお勧めします。
また、あなた自身を掘り下げる、結婚生活の為の38の質問にご回答いただくと、よりご自身の中でお相手取捨選択に自信が持てるようになると思います。
「家族優先度」から結婚観の相性を計る
「結婚生活を良好にするには配偶者を一番に考えて発言・行動するべき」という考えが広まりつつある世の中ですが、そうは言っても配偶者を一番に考えられない人もいます。
仕事が生きがいだったり使命感を持って働いている人。
両親兄弟との絆が強すぎる人。
友情が何より大切な人。
一人の時間が何より大事な人
「配偶者の優先順位が一番でない」人の話は比較的良く聞きますが、「3番目以下」という場合も結構あったりします。
これは向き合い方・向き合われ方(愛情の渡しかた)である程度順位を上げられる可能性もありますが、どうやっても上がらない人もいます。
配偶者の優先順位を高くもちたい人がそうでない人と結婚すると不幸フラグが立ちます。
たいていの場合、恋愛関係時の順位配置がそのまま結婚後に反映されます。
予定の取り決め・デートキャンセルの理由や、会話の中からお互いの「パートナー優先度」を把握しておきましょう。
仕事や家事や子育てなど希望するライフスタイルから結婚観の相性を計る
あなたはどのような役割を担うことを希望し、伴侶にはどのような役割を望むのでしょうか。
共働き・子供の希望・両親との同居・養子縁組…それぞれ解説が長くなりますので、記事を分けてご案内します。
本記事末に記事へのリンクを設置していますので是非ご覧下さい。
婚活プロフィールの結婚観には、当人の結婚への覚悟が透けている
余談ですが、相手を理不尽な環境におかせる気満々の婚活プロフィールは、まず良いご縁をもたらしません。
極端な例を出せば、
家事の項目を全て「不得意」と選択した無職の女性が、
「共稼ぎ反対」
「子供は欲しくない」
「自分の両親との同居の可能性大いにあり」
と回答していれば、結婚相手との新しい生活を一緒に築いてこうとする気概の全くない人だと思われますし、そのような心構えの人と結婚しようと思う人がいるかどうかは甚だ疑問です。
また、
「家事 不得意」とした男性が、
「共稼ぎ賛成」
「子供は欲しい」
「自分の両親との同居の可能性大いにあり」
と回答していれば、この方が自立して新しい家庭を築いて行こうとする気持ちがなく、自分が少しでも楽したいと考えていることが透けて見えます。
「いやいや、家事は、その時になったらちゃんと分担するつもりだし、両親との同居だって、最初からってわけじゃないし」
とおっしゃる男性もいるかもしれません。
が、人間、「その時になったらやる」という言葉ほど、信ぴょう性に欠けるものはありません。
「結婚を真剣に考える段階になって実際に募集をし始めているのに、共稼ぎを希望しておいて自分1人の自炊すらまともにできていない現状が、何よりの証拠でしょ」
と返されかねません。
結婚は、人生をしんどくさせるためにするものではありませんが、人生をおんぶにだっこしてもらうためにするものでもありません。
そんなわけで私はあなたに、この段階で今一度、結婚観について、真剣にご自身の心と向き合い、答えを出していただきたいと思います。