突然ですが、下の写真をご覧いただけますでしょうか。
この写真は、通販ファッションサイトで実際に売られているお洋服の写真です。
定番の女性用カーディガンですね。
続いてこちらをご覧ください。
green label relaxing(グリーンレーベルリラクシング)
こちらの写真も、同じ通販ファッションサイト内で売られている別ブランドのカーディガンです。
良く似ていますね。
女性で、グレーのカーディガンを探している方がいらっしゃったら、この2つの画像を見比べた上でフィーリングでどちらかに決めてしまうかもしれません。
しかし、ここに通販で服を買う際の落とし穴があります。
実は、この2つのカーディガン、バストサイズが全然違うのです。
上のカーディガンのサイズ表がこちらです。
そして下のカーディガンのサイズ表がこちらです。
なんと、同じ38号(M)にも関わらず、バストサイズが14cmも違います!
14cmもバストが増えたら私の貧弱な体が一気に不二子ちゃんですよ…!胸だけ。
同じサイズの服でも、メーカーや商品によって幅がある
デート服を選ぶ際、デザインや色も勿論大切ですが、どんなに素敵な服を選んだとしてもサイズが合っていなければ、魅力は激減してしまいます。
例えば体のラインがキレイに見えるデザインのシャツを選んでも、着丈が合っていないとダボダボだらしなく寸胴に見えてしまったり、ピッタリし過ぎて下品に見えてしまいます。
その服の魅力を十分に反映させるためには、ジャストフィットするサイズであることが、非常に重要です。
とは言え、実際にお店で一つ一つ試着するには勇気が必要ですよね。
2つ3つ試着した日には、実際に着てみたら全部イマイチだったとしても、何も買わずに帰るのをためらわれる善良な読者さんも多いのではとお察しします。
だからと言って、通販で全く実物を見ないで買うのも怖い…
そのようなお気持ちから、ファッション通販には手を出さないようにしている方も、少なくないかもしれません。
実は私も通販しない派でした。当ブログでも「お店で買いましょう」と主張して来ました。
しかし、子供が小さくてなかなか買い物に行けない日々を過ごす身となりましたので、通販を利用し始めました。
あれこれ調べてから実際に試してみたのですが、ファッション通販は備えて挑めばそれ程難しくはないことがわかって来ましたので、身につけた知識をここにリークさせて頂きたいと思います。
通販でピッタリサイズの服をゲットする一番簡単な方法
まずは、汎用性には欠けるけれどもとにかくお手軽な方法からご案内です。
それは、
「着たことのあるメーカー(服ブランド)の服を購入する」
方法です。
「S」や「M」と一括りに言っても、メーカーさんによって基準サイズが違います。
例えばニューヨーカーのMサイズのメンズジャケットは、身長170cm、胸囲90cm、胴囲79cmの採寸をベースに作られています。
この採寸の基準となる体型がメーカー(もしくは服ブランド)によってそれぞれですので、同じサイズ表記でもメーカーによって、細め、太めの一定の傾向があるようです。
あなたお持ちの服の中で、「このトップスはジャストフィットだ!」と感じるトップスがおありでしたら、そのメーカーさんの他のトップスも、あなたにジャストミートする期待が持てるかと思います。
同様に、「このボトムはジャストフィットだ!」と感じるボトムがおありでしたら、そのメーカーさんの他のボトムも、あなたにジャストミートする期待が持てるかと思います。
(ただ、トップスが合うからと言ってそのメーカーさんのボトムも合うとは言えませんので、上半身、下半身は分けて考えた方が良いかと思います。)
身を持って検証してみた結果
この方法の精度を確かめる為、自分が大好きなレストローズの服で試してみました。
レストローズのお洋服は一介の主婦にはなかなか高価です。
なので、某オークションで状態の良さそうな中古品を6着ゲットし検証してみました。
結果、4着ジャストフィットしました!
残りの2着の内、1着はスカートでしたが、総丈が半端で野暮ったい印象となってしまいました。
もう1着は、体の曲線を魅せるタイプのワンピースでしたが、体のラインと合わず、寸胴に見えてしまいました。
ジャストフィットしなかった服に関しても、普段使いには全く問題がない程度ですので、良いお買い物をしたと満足しました。
が、やはり婚活デートの洋服選びとなると、普段着とは違うジャンルの服を検討される方もいらっしゃることと思いますし、手間を掛けても安全着実な方法を選んで頂きたいところです。
少し手間だけど、通販でジャストフィットを狙える手堅い方法
そこでご提案するのが、この方法です。
まず、あなたがお持ちのお洋服の中から、購入予定の服と同じジャンルの服を思い浮かべて下さい。
例えばカジュアルシャツなら、手持ちのカジュアルシャツを思い浮かべて下さい。
その服の中で、
- ジャストフィット
- キツめ、短め(ピチピチ感)
- ゆるめ、長め(ダボダボ感)
上記3つをピックアップして下さい。
そして、それぞれを採寸し、メモしてみます。
量り方は、以下を参考になさってください。
【シャツ・Tシャツの採寸の例】
【パンツの採寸の例】
股下の測り方ですが、センターを揃えて2本の脚が重なるように折りたたみ、
前方の足の部分を上に折り曲げると見えてくるステッチ交差部分を始点にして測ります。
【スカートの採寸の例】
【ワンピースの採寸の例】
これをすることで、自分のジャストフィットサイズと、アウトゾーンがわかります。
私の場合は、カーディガンを例にしますと、
(当人が女性の為、女性の例ばかりでごめんなさい)
ジャストフィットのカーディガンのサイズ(実寸)
肩幅:33.5cm
バスト:84cm
着丈:50cm
袖丈:45cm(7分)
ダボつくカーディガンのサイズ(実寸)
肩幅:40cm
バスト:86cm
着丈:57cm
袖丈:55cm(3cm位長い)
ピッチピチのカーディガンのサイズ(実寸)
肩幅:36cm
バスト:84cm
着丈:47cm
袖丈:53cm
でした。
装着感と計測の結果、私の場合は、
肩幅:33cm~36cm
バスト:84cm前後
着丈:50cm~55cm
袖丈:53cm前後
がラインがきれいに出せるフィットゾーンであることがわかりました。※カーディガンの場合
このように自分のサイズの物差しを作ることで、例えばモデルさんが来ているゆったり感が魅力の服を自身が着てどのような雰囲気になるかといったことも想像しやすいと思います。
この作業はやる前は腰が重いかと思いますが、やろう!と思って実行すれば、3、4種類それぞれ3着ずつ計っても30分程度で完了します。
一度記録してしまえば、体型が変わらない限りはずっと使えますので、ちょっと頑張ってみられることをオススメします。
情報充実のファッションサイト、マガシークのご紹介
国内最大級の品ぞろえ(男性用・女性用共に有名ファッションブランド多数)、
全品送料無料の大手ファッション通販サイトさんです。
お洋服の写真の下すぐのところに、実寸を表記してくれています。
また、メーカーサイズ基準表も公開してくれています。(女性サイトのみ)
モデルさんが来ている写真については、モデルさんの身長、体重、スリーサイズもご丁寧に表記してくれていますので、自分が着た時のイメージがしやすいです。
着丈ガイドのページでは、身長別に各カテゴリの服のサイズ感が確認出来ます。(この着丈ガイド、なぜか男性版はないようで残念です)
着実とは言い難い方法ではありますが、「さかなの言うとおりやるの超面倒くさいけど、サイズの合う服を通販でゲットしたい」、と言う方が利用されるにも有益なサイトと言えるかと思います。
あとは、男性専用ですが、安価で良デザインのモテ服が買えるサイトとしまして、こちらもオススメしています。
ズボンの丈直しにも無料対応してくれている素晴らしい通販サイトさんです。
採寸も細かく表示されていますし、生地のアップ画像も丁寧に載せてくれています。
特にアラサー婚活中の男性には、使い勝手の良い通販サイトと言えそうです。
ご参考:
表紙画像の男性の服の販売ページはこちら