婚活当時、私は以下の指針をもってお相手探しをしていました。
- 最重要希望条件(年収350万円以上・タバコ吸わない・ペット飼っていない・ギャンブルしない・専業主婦NGでない)を満たしている男性
- 写真の写りかたが「見られること」に関して無頓着過ぎない男性
これらを満たしている人、かつ、やり取りの中で人格に危険な香りを感じない人全員にお会いしようというスタンスでした。※
前回のさかな史で、婚活開始初月に、オーネットでご縁の合った17人の男性とやりとりを開始し、その内の11人とお会いすることになったとお伝えしました。
つまり残り6人とは会わなかった・会えなかったことになります。
何故お会いできなかったのか、何が原因だったのかをお伝えすることであなたの参考にもなることがあるかもしれません。
今回は、この点について記事にしたいと思います。
※その方の市場価値の高さによっては、推奨出来ない場合があります。
オーネットで会えなかった男性達とのやりとりのきっかけ
私がやりとりを開始した後、会うところまで繋げられなかった方々は、
1名が初度紹介、
3名がオーパス私から申し込み、
2名がイントロGきっかけで、
ご縁があった方々でした。
この内1名の記録が吹っ飛んでしまいまして、計5名についてのご案内となるのですが、それぞれどのような方でどのような経緯を辿って会えなくなったのかをお話します。
初度紹介された金融系さん32歳。会わずに終了
前回の記事で5番目にご紹介しました、大手金融にお勤めで年収550万、90kgオーバーのふくよかさんです。
ご職業も、ご学歴もご年収も、とてもご立派な方でした。体型は、私はどちらかというとほっそりさんが好きですが、それを理由に結婚できないといったことはありませんでしたので、お会いする気満々でやりとりを開始しました。以後この方をMさんとします。
ヒートアップする熱き魂
初回のメッセージとして、私はMさんの自己紹介文に触れながら、良いなと思った所を素直にお伝えするような文章を送りました。
また、お写真の表情がお優しそうだったので、そう感じたこともお伝えしました。
そのメッセージの中で、Mさんの中で何かがスパークリングなさったようで、次のメール以降、スーパーハイテンションでの返信を頂く事となりました。
内容的には、
「今日は朝からずっとあなたのことを考えていました」
「婚約はいつ頃にしましょう?僕はさかなさんの希望を尊重したいです」
「住む家はどのあたりにしましょうか?」
といった具合です。
やりとりを開始して2日目でこのテンションです。
※念のためですが、私がやり取りした中でこのように完全燃焼なメッセージを下さったのはこの方のみです。
オーネットにこういった方が多いということは決してありません。
私のメッセージを、「特別な好意」として受け取られ、それに応えるべく愛情深いメッセージを返して下さったのだと思うのですが、正直に申し上げますと、怖いと感じてしまいました。
以降こちらからお送りするメールは抑え目な表現を心がけましたが、お相手のテンションは上がる一方でした。
2、3回往復のやりとりの中で、「どうにもかみ合わない」と感じずにはいられませんでした。
結局、返信を徐々にゆっくりめにして行き、1週間後に「先にお会いした方とご縁が繋がりそうなので」といった体でお断りしました。
イントロGの銀行員さん30歳、会えずに終了
こちらも銀行員さんです。年収500万、お写真からは、ラフ感が漂っていました。
無造作ヘアに、やや裏原宿系よりなファッション…銀行員さんってちょっと真面目な雰囲気の方が多いと思い込んでいましたが、その思い込みの真逆を行く方でした。
私が初回ご挨拶メールを丁寧語でさせて頂いた際の返信も、
「へー、さかなって言うんだ、変わった名前だね、さかなは今日何してた?」
といった感じの、非常にフランクな対応でした。
※念のためですが、私がやり取りした中でこのようにタメ口且つ非常に人懐っこいなメッセージを下さった方は極わずかです。
オーネットにこういった方が多いということは決してありません。
互いに何気ない短めのやりとりを1日置き位の感覚で3往復交わした後、お相手からの便りが途切れました。
途切れた原因は、私がお相手のアメリカンな対応にノリ切れなかったところもあったのかもしれません。
今思えば、ちょっと引き気味なメッセージを送ってしまっていた気がします。本気で会う気で行くならもっとノリを合わせるべきでした。
また、お相手がイントロGのモテ期絶頂期だったことも関係したのかもしれません。お忙しかったから余計にノリの悪さに「もういいや」となったのか、または本命さんと上手く行かれたのか…いずれにせよ、対応を誤ったケースでした。
オーパス私から申し込みの事務系さん30歳、会わずに終了
29歳年収400万の方で、特筆すべきはかなりのイケメンさんでした。純粋にルックスが好みという理由ありきでお申込みをした方です。
この方も初回からタメ口でした。更にこの方は、ちょっと癖のある発言をなさる方でした。
「へぇー、さかなも映画良く観るんだ。これまでで特に良かった映画って何?バタフライエフェクト?あぁ、あれ、俺的には微妙ーだったわ。オレ推しはSAWだよ、さかなも観なよ、絶対良いから」
といったような反応をされました。
2往復した時点で「この方とは合わない…」と感じ、距離感のある対応をして自然消滅に持ち込みました。※
※念のためですが、私がやり取りした中でこのようにタメ口で且つ非常に距離感の近いメッセージを下さった方は極わずかです。
オーネットにこういった方が多いということは決してありません。
オーパス私から申し込みの環境系企業さん、会わずに終了
360万、27歳。お写真の雰囲気が凛々しく素敵な方でした。
聞きなれない職種でいらしたので、どんな内容のお仕事をされているんですか?とお伺いしたところ、
「○○でググれば良いと思います」
と一言で返されました。
私の聞き方が良くなかったのだと思います。きっと同じような質問を何度もされてうんざりだったのでしょう。お聞きするならば、検索で基本の「き」位は調べた上で、踏み込んだご質問をすべきでした。
この初回のやりとりでご気分を害されたのか、その次にした「調べました!□□というお仕事なのですね、周りにこういった職に就かれている方がいないのでちょっと新鮮でした!△△とか、大変だと思いますけれど、きっと達成感もおありなんでしょうね」といったような返信に、
「→(どこかのサイトのurl)」
という名探偵ならワクワクしそうな一言メッセージを頂き、そこをクリックしますと、△△についての現状について詳しく書かれていたサイトが表示されました。
私の最初の一歩の配慮の至らなさが原因で、すっかりへそを曲げてしまわれたのか、それとも元々独特な方だったのか、今となってはわかりません。
軟弱な私はここで心が折れてしまい、その後自然消滅となりました。
しかし、以後、「事前にググる」という癖を付けさせてくれた彼には、感謝しなければならないのかもしれません。
※念のためですが、私がやり取りした中でここまで独特且つ塩対応なメッセージを下さった方はこの方のみです。
オーネットにこういった方が多いということは決してありません。
オーパス私から申し込みのソフト開発ベンチャーさん30歳、会えずに終了
普通体型、年収400万円、音楽好きの方です。以下Sさんとします。
Sさんとお会いできなかったのは、確実に私の落ち度が原因でした。当時とても後悔しました。
趣味の話で盛り上がるも、それが仇となった件
Sさんとは、共通の趣味である音楽制作の話で途中までかなり良い温度感でやり取りできていました。
その内、Sさんが心を開いて下さって、ご自身のバンド活動のことについてお聞かせ下さるようになり、その音源がアップされたサイトをご紹介下さいました。
Sさんのバンドの初々しいながらも熱き魂を感じさせる音楽を聞かせてもらってテンションアゲアゲになった私は、その勢いに任せて自分の作った曲もお聞かせしようと考えてしまいました。
そして、恥ずかしげもなく、さかな作詞作曲歌の、乙女心全開な曲がたんまりと聴ける自作のHPをご案内してしまったのです!
それを最後に、彼からのメールがパタリと来なくなりました。
当初はそれはそれはショックでした。
が、今当時作った曲を聞き返して、「そりゃそうだよな」と思う自分がいます。
ちなみにどんな歌詞だったかというと、こんな感じです。
(~中略)
こっち向いて 私に笑いかけて そっと!
触れてほしいの 肩を抱き 好きって言ってくれたら、もう何もいらない!
目が覚めるまで せめてその間だけ 私の傍にいて
….イタイ。
こんな歌詞の歌を20代後半の女性が自作して、いくつも熱唱していたわけです。
しかも、素人の幽霊みたいな歌声でです。
そりゃ、こんなん聴かされたら逃げますよね。
この一件は、私の黒歴史となっています。
これらから得た教訓
- この人と会おう!と決めたら、しっかりストイックに対応する。
- テンションアゲアゲは要注意。
- 余程の自信がない限り、自作の品を披露しない。※しっかり仲良なってからにしましょう
次回「オーネットで大手メーカー勤務の男性とデートし掲示板終了されるまでの一部始終」に続きます。