楽天オーネットで出会った研究開発さんとの一部始終-さかな史17

婚活デートオーネット オーネット体験談

今回のさかな史から、オーネット初月にやりとりを開始してお会いするに至った方々との顛末についてお伝えしていきます。
上記全員のプロフィールについて紹介しております記事はこちら

初回は、大手メーカーで研究・開発のお仕事をされていたAさん(仮称)との出会いについてお話しします。

Aさんプロフィール(当時)

出会いのきっかけ:オーネット初度紹介
年齢:29歳
職業:大手メーカー技術職
年収:500万円
居住地:東京24区
身長:170cm
体重:80kg
血液型:B型
メールから受けた印象:ふんわりおっとり。絵文字有で明るく可愛い。
メール頻度:1日1通(超長文)
趣味:観劇、音楽鑑賞

Aさんとのメッセージのやりとりについて

Aさんとのメッセージのやりとりは、共通の趣味である観劇鑑賞の話で始終盛り上がりました。

「ナイロン100℃」等、一般的にはマニアックとも言える話の花咲き乱れ、デートの約束後も、携帯画面を5回スクロールしてもまだ終わりが見えないような非常に長いメールのやりとりが続きました。この時私は10人以上の男性とメールを同時進行しており、彼へのメールはなかなかに大変でしたが、観劇に関してこれ程刺激的な意見交換をしたことがかつて無かった為、新鮮で楽しい時間でもありました。

Aさんはいつも程よい温度のメッセージを下さいました。どんなにお話が盛り上がっても、以前会えなかった人々の記事でご紹介したMさんのように、ときめき魂を全力で放って来られるようなことは無く、私も安心してAさんとのメールの時間を楽しませてもらいました。
支援する身となって改めて思うことですが、女性としましては、実際にお会いするまでは熱すぎず冷た過ぎずの程よい温度感で接してもらえると安心するものなのだと思います。
男性もそうかもしれませんが、会う前から全力で愛を訴えられたり、必要以上の配慮をされると、『怖い』という感情が芽生えることがあります。

Aさんは、長文ながらも暑苦しい印象は感じさせず、お気遣いの心は伝わるけれども重すぎないメールを下さる方でした。

メールのやりとりの中で、私はAさんに強い興味を持ち、お会いするのがとても楽しみになって行きました。

Aさんとの初デート

初回デートは、「インカ帝国のルーツ展」に行きました。

びっくりする初デートチョイスですが、何かの拍子にインカ帝国の話になり、私が興味を強く示したら、「では一緒に観に行きましょう!」となったのでした。
結果的に、歩き回っていられるデートで、良かったと思います。

何故なら、実際のAさんは、とても寡黙な方だったからです。

メールで饒舌な方がリアルで饒舌とは限らない

Aさんは、メールから想像できた通りの、おっとりとして優しい雰囲気の男性でした。
その一方で、メールのやりとりの時のような、打てば響くような会話をし合える人ではありませんでした。
緊張もあったのかもしれませんが、それを差し引いても、おしゃべりが得意な方という印象は受けませんでした。
普通に出会っていたら見えてこなかっただろうAさんの内に隠れた情熱や面白さが、婚活というある意味順番が逆の出会い方をしたことによって、知ることが出来たという新鮮な驚きがありました。

インカのミイラを見て通じ合った思い

Aさんとの初デートは、インカ展が良きかけはしになってくれたと思います。

初めて目にする品々に私があれこれ感想を言い、Aさんがそれに頷く、AさんはAさんで興味深く壁面の説明をご覧になったりと、楽しんでいらっしゃったように見えました。
そして、初めて目にするミイラに一緒に何とも言えない気持ちになったりと、初デートらしからぬ体験の中で、心が通い合ったような気がする一瞬を確かに感じたのでした。

Aさんとの結末

ミイラ拝見の後、Aさんは私に、ディナーのお誘いをして下さいました。
そのお店は、コース料理しか扱っていないような、各自諭吉さんが1枚では足りなさそうなお店でした。
初回デートでまさかのインカ帝国からの高級フレンチです。

彼の顔はご馳走する気満々で、その奥には、もっと強い覚悟が見て取れました。
私はこの展開に驚いてしまい、思わず「そんな高級なお店、申し訳なくてとてもご一緒できません」と断ってしまいました。
「いいんです、僕の気持ちですから」と仰るAさんに対し「いえいえいえ、それは本当にごめんなさい」と頑なに拒否する形となってしまいました。
『これをお受けして先々お断りするような展開になったら申し訳が立たない』という気もちが、強い拒否としてあらわれてしまったのだと思います。
今なら、もっと気の利いた躱し方が出来ると思いますが、当時婚活を始めて間もなかったこと、あまりに想定外な展開だったこともあり、このような反応をしてしまいました。

そして、この私の反応が、彼との今後を決定的に無いものにしたのだと思います。
その後近くの良心的なお値段のイタリアンのお店で食事をしながら、Aさんは私に「他に何人位やり取りをしている人がいるのか」を聞いてこられました。
私は、「3人位です」と答えました。本当は10人でしたが。
彼はとても傷ついた様子でした。
その様子を見て、私もいけないことを責められているような、なんとも言えない気持ちになりました。
「あぁ、こうして婚活疲れというのは、双方に溜まっていくのだな」と感じたのでした。

そして今生の別れ

お食事をした後、お互い何とか笑顔を作って別れました。

私はその30分後に、インカ展をご一緒できてとても楽しかったこと、Aさんが想像通りの優しくておっとりした方で嬉しかったこと等、今日のお礼を伝えるメールを送りました。
婚活マイルールに則り、「是非また」といった文言は入れませんでした。
Aさんはすぐにお返しのメールをくださいました。そこには温かいメッセージがありましたが、「是非また」という文言はありませんでした。

Aさんからは、その後メールは来ませんでした。私も出しませんでした。
そして、1カ月ほどたってから、彼の方からお断り(やりとり終了)の告知を頂きました。

こうして、私とAさんの短い時間が終りを告げたのでした。