婚活サポーターのさかなです。
婚活サイト・アプリ・結婚相談所、これまで3桁を超える数の婚活プロフィールを目にしてきましたが、機会損失を招く自己紹介文を書いている人が多いと感じています。
ピュアな性格ゆえだったり、希望する層の人とだけ繋がりたい、期待されて後で幻滅されたくない、という心理が働いていたりと理由があるのは承知していますが、それを書くことによって得られたかもしれない良きご縁を逃している可能性があり、本当にもったいないです。
あなたが「いいなと思える人とのマッチング率を最大限に高めたい」とお考えでしたら、以下にお伝えする「書かない方が良いこと」をご確認いただき、同様の記述をしている場合は今すぐその箇所を削除なさるのをおすすめします。
関連記事:婚活自己prの書き方-検索後も生き残るために必要な「視点」
婚活の自己紹介で書かないほうが良いこと1-プラスにならない情報を書く
「一人で生きていくことにそろそろ疲れました・・・」
「ちゃんとした人に出会えるか不安ですが登録してみました」
「長年付き合っていた恋人と、婚約寸前で別れました」
「良く言えばさばさば、悪く言えばドライです」
自己prは、アピールの場です。
ついつい損得考えずに、自分の身の上だったり心情だったりを吐露したくなったり、自虐ネタに走りがち(?)ですが、そのことを書いてプラスになるかどうかを大事にして下さい。
こういったことは、むしろマイナスの印象を植えつける可能性があります。
ネタとして好感度を上げられる自信がある場合を除いて、書かずにいた方が良いと思います。
婚活自己pr文に書かないほうが良いこと2-読み手を否定する可能性のある事を書く
「調子が良くて、いい加減な人は嫌いです」
「体型管理が出来ない人は、だらしない人だと思ってしまうので、太った人はNGです」
「コピペメールは即消去します」
「写真公開されてない方からのアプローチには返信しません」
「結婚願望の無い人・遊び目的の人はメールしてこないで下さい」
否定的な書き込みをすると、言っていることに筋が通っていたとしても、
「性格のキツい人」「頭の固い人」「壁のある人」という印象が強くなります。
何より、このような書き込みは幸せオーラをかき消してしまいます。
前々回お話しましたが、婚活プロフィールは「一緒にいて気持ちよく過ごせそう」と思わせられるかが大事です。
防衛や拒絶が見える書き込みは、あなたが欲しているような人までをも遠ざける可能性があります。
意にそぐわない方からのアピールは、来た時に断れば良いのです。
「入場制限しないと大量に来すぎて捌くのが大変になる」
と思われるかもしれませんが、
今されていることは、あなたのこの先何十年の未来を決める大事な作業です。
出来る限り沢山の人に好印象に思われる方法をとって、取捨選択する立場になっていただきたいです。
婚活の自己紹介で書かないほうが良いこと3-希望する条件に触れる
「ご家族が新興宗教に入られている方はお断りです」
「煙草を吸わない方、ギャンブルしない方のみお願いします」
「子供にはしっかり働く両親の背中を見せたいです。専業主婦希望の方はご遠慮ください」
「自分と同じ位の収入の人に声をかけてもらいたいです」
「容姿には気を使っていますので、相手にもその部分は求めてしまいます」
条件ありきの婚活ですから相手に求めることがあって当然です。
が、「人を選り好みする」発言に、良い印象はありません。
年収や結婚後の働き方、喫煙の有無等、プロフィールに項目がある情報に関しては、アプローチされた時に確認すれば事は済みます。
見えないところで出来る「選別」は、見えないところでやりましょう。
絶対的なこだわりがあるけれどプロフィール内で確認が出来ない部分は載せるのも1つですが、言い回しなど好印象を意識して発言されることをおススメします。
婚活の自己紹介で書かないほうが良いこと4-自分のマイナスポイントを露呈させる
「自分は大した大学を出ていないので、学歴コンプレックスがあります。今後の昇格も順調にはいかないと思います」
「これと言った趣味も取り柄もありませんので、一緒にいてもつまらない会話しか出来ないかもしれませんが、よろしくお願いします」
「今まで一度も異性とお付き合いしたことがないので、付き合ってもどうしたら良いかわかりません」
「借金があります」
「先天的な疾患があります」
「運がとても悪く、友人に『ツイてないというより憑いてるよね』と言われます」これ私です・・・
このような感じで、「自分は正直な性格で、隠したりするのが嫌なので、最初に打ち明けました」的な体で、自身のマイナスポイントを告白する方がいらっしゃいます。
正々堂々とマイナスアピールをすることは、故意に隠すことよりはるかに信頼に足る行為だと思います。
しかし、同じスペースに並ぶ同性ライバルと比較されて取捨選択されるのが婚活です。プロフィール公開時点で公表すると、その内容にもよりますが婚活では非常に厳しい結果が待っていると言わざるを得ません。
これは賛否両論だとは思いますが、私としてはプロフィール時点では公表せず、1回デートをし、相手から2回目のデートに誘われたら、そのデートの最後にお伝えすれば良いのではないかな、と思います。
実際、私が婚活していた時、二回目のデートの最後にある人に衝撃の後出しをされましたが、そこまで「許せない!なんで隠してたの!?」とは思いませんでした。
但し、プロフィールを偽って、後でそれを白状する、というのは無しです。
あくまでも、「不利なことを、言わずにいた」で通じる範囲のことでの話です。
婚活の自己紹介で書かないほうが良いこと5-既出の情報と重複する事を書く
「煙草吸わないので、室内環境はクリーンです!」
「子供が欲しくないので、それでも良いと言ってくださる人と一緒になりたいです」
プロフィール内で、既に「煙草吸わない」「子供欲しくない」を選択していながら、自由文で念押しするのは、あまり良いPRとは言えません。その文字数を使って、もっと好印象を与える一文が書けるはずです。
時折、仕事の項目で「非常に忙しい」を選択している方が、「忙しくてなかなか時間が作れないと思いますが頑張ります」と書かれているのをお見かけします。
しかし「非常に忙しい」を選択している時点で配慮あるお相手なら理解を示します。あえて前置きしているのを信頼関係が出来ていない状態の人が見たら、よほど「この人だ!」と思わせる何かが無い限り、「仕事の片手間に婚活してるのか。私は早く結婚したいからレスポンス遅い人は無理」と思われかねません。
まとめとなりますが、
自己紹介欄は、そこでしか出来ないアピールをする場にしていただきたいと思います。
読めば読むほどテンションが上がり、読後に期待値MAXとなるpr文でなくては、競合ひしめく婚活市場でライバルを出し抜けないのです。
プラスアルファ記載することでかなりの印象UPを狙える自信がある場合を除いて、既出情報の重複はさけましょう。
余計な事以外で気を付けたいこと
他に、自己pr文で気を付けたいことを、お伝えしますね。
読みやすくなるように気を配る
読みにくくて長ったらしいブログを書いているさかなが言うのもなんですが、文字数を意識して文章を書いたり、改行を使うようにしましょう。ホントいつも長くて読みにくくてすいません・・・
自分の長所や自慢をするときは、客観的な視点や相手の実利に目を向けた表現をする。
「優しくて責任感が強いと友人に言われます」
「TOEIC900点です。海外旅行に行く時は大船に乗ったつもりで、全て自分にお任せください!」
上から目線発言に気を付ける
前回の記事、やってしまいがちな自己prで解説したことと重複しますが、自覚無き上から目線にお気を付け下さい。
謙虚なくらいの気持ちで臨んでも良いかもしれません。
固くなり過ぎない
バランスが難しいところですが、敬語や謙譲語でガチガチの文章は、どうしても「楽しいイメージ」を作りにくいかと思います。
少し砕けた部分を作ることで無礼のない程度に距離感を埋めてみても良いと思います。全部友達口調というのは考えものですが。
次回、魅せる婚活自己prの例文をご案内していきます。
がんばりましょう!