婚活サポーターのさかなです。
今回は、(最終的に良いなと思える人と結婚に至るために)婚活の初デートでして頂きたいことと、デート直後にして頂きたい対応、そして、お相手をどのような点で判断すべきかについてご案内します。
※あなたが会うことを決めたお相手は、あなたが結婚するにあたって、最低限死守したい条件の部分をプロフィール上ではクリアしている人である、という前提に立ってお話をしていきます。
あなたはお相手との逢瀬の中で、以下の点を見極める必要があります
- 相手が本当に、あなたが望む最低限の条件に沿う相手であるのか
- 上記をクリアしているとして、他の部分であなたの意向に合致する部分と、しない部分はどこか
この点を「さっさと確認して白黒はっきりさせたい」とお感じになるかもしれませんが、物事を角を立てずに進めて行くには「順序」が大切です。
これを尊重しなければ、上手くいくことも上手くいきません。
この、結婚相手を見極める上で最も大切なことを調べるのは、焦らすようですが3回目の逢瀬まで待ってください。
相手に聞かれて自分の意向を伝えるのは構いません。が、あなたからは、絶対に聞き出そうとしないで下さい。
「詮索している」と誤解を受けかねないような質問も、意識して控えてください。
「海外旅行が趣味ならお金かかるよね、貯金できてないんじゃない?」
とか、
「実家暮らしって書いてあったけど、自炊はしたことあるの?」
といった質問は絶対にやめましょう。
初めてのデートであなたがすべきこと
あなたが初回のデートですることは、1つです。
とにかく、相手を楽しませた上で、自分も楽しみましょう。
もしあなたが話下手なら、初回のデートはランチよりも、なにかイベント的なものの方が良いかもしれません。
相手がとても興味あること且つ、自分もついて行けそうなジャンルで探してみてください。
(但し、遠出とならず、出来る限り暗くなる前に終わることが望ましいです)
1回目のデートで大事なのは、話を沢山することではありません。
2人で楽しく過ごすことです。
「楽しく過ごすって、そんな漠然としたこと言われてもねぇ」
口先ではなく行動で、相手を思いやりながら過ごすことが、2人が楽しい時間を共有することに繋がります。
- 遅刻は絶対にしない
- 否定も絶対にしない
- 相手のコンディションに気を配る。(暑すぎたり寒すぎたりしないか、ヒール疲れはないか)
- 相手がリードしたがっていたら、その流れに乗ってみる。
- 相手がリードされたがっていたら、強引にならない範囲でリードする。
- 大袈裟な必要はないが、話をきちんと聞いていることがわかる態度を示す
- 聞きたがっていることには可能な限り誠実に答える
- 褒めてほしそうなところは褒める
- 興味を持ってほしそうなところには乗っかる
相手を受け入れる気持ちを持って、初回のデートに臨んで下さい。
あなたの中の、「男とは」「女とは」「デートとは」「お見合いとは」と言うのは一端奥にしまっていただいて、あなたの目の前の相手の状態を観察しながら、その都度より相手が気持ち良く感じると思われる行動をして頂きたいです。 (とはいえ実際に必要以上に目を合わせたり、じろじろ見てはなりません。不快に思われます)
おごらせたら勝ち、おごらなかったら勝ち、ではありません。
さかな流に言えば、初回のデートでの勝ち星は、相手と笑い合い、心のこもった笑顔で手を振って別れられるか、それだけが勝敗を決めます。
それが出来たら、私はあなたに100点満点をささげたいと思います。
また、時間が長くなるとどうしても疲れが出てきます。
理想は2時間以内、どんなに長くても4時間未満でさよなら出来るように予定を組みましょう。
そして、デートを終えて1人になったら、振り返ってみてください。
初回デートの直後に確認すること
あなたは、彼or彼女を、楽しませることが出来たでしょうか?
あなたの計らいを、お相手は素直に受け入れ、喜んでくれましたでしょうか。
自己評価で構いません。
初めての逢瀬ですから、お互いにギクシャクもあって当然だと思います。
そんな中でも、「まあまあ楽しんでくれたかな」と思えたとしたら、彼or彼女は、あなたの結婚相手としての素質が、最低限備わっていることになります。
そして、これからお話しすることが、特に重要です。
彼or彼女は、あなたの気遣いを察知し、同じ位あなたへ気遣いを返してくれましたでしょうか?
それが不器用だったりちょっとズレていたとしても、あなたがそれを感じ取ることが出来、且つ悪い気はしなかったのなら、彼or彼女とあなたの結婚相手としての相性は中々のものだと思われます。
この2つの点で、合格点はとてもあげられない、といった場合は、次回以降の逢瀬にそこまでこだわらなくても良いかと思います。
いずれにしても、別れて20分~30分後に、あなたからお礼のメールを出してください。
時間を作ってくれたことに対する感謝や、今日一緒に過ごしてくれたことに対する感謝などを記し、楽しかったと添えて、メールを送ってください。
この際、「また会えることを願っています」的な、次回に繋げようとするようなメッセージは入れないでください。
敢えて入れずに、相手がどんなメールを返してくるかで、心情に探りを入れるためです。
きっと余程無礼な相手でないかぎり、返信は来ると思います。
その返信で、相手がまた会いたいという意向を伝えてきた場合は、あなたがあまり気乗りしなくても、もう一度相手にチャンスを与えてあげて頂きたいです。
但し、その返信に対しては「そうですね、ではまた☆」的な軽い返しをするだけで構いません。あなたからは誘わず、後日相手からのお誘いがあった場合のみ、それを受けて頂きたいです。
(もう二度と会いたくない、という場合は即お断りで結構です)
あなたが、自分から「もう一度会ってあげてもいいかな」と思えるなら、1週間が過ぎてから、またお誘いのメールをしてみましょう。
この記事の最後に
あなたがこれまで出会ってきた、家族以外の同性の人――友達や、クラスメイト、先輩や後輩や上司――の中に、
「この人ホント良いよなぁー。性別が違ったら、結婚相手にしたい位だわー」
と思えた人が、1人か2人はいるのではないでしょうか。
もしくは、
長年大事に思い続けている親友のような人がいらっしゃるのではないでしょうか。
いると仮定して、ご質問します。
あなたがその人をそこまで好きになったのは、どういう点からですか?
見た目ですか?
雰囲気ですか?
もしくはその他の表層的な部分でしょうか。
もう一つご質問します。
あなたはその人をそう思うに至るまで、どの位の時間を要しましたか?
3時間ですか?
3日でしょうか?
中には、会った瞬間からなんとなく気があって、そのまま10年来の親友、という人もいらっしゃるとは思います。
けれど、通常は、その人の感じ方や考え方に触れたり、物事への関わり方を知って、初めてそう思えるようになるのではないでしょうか。
初対面の印象だけで、常に長々と続く人間関係の判断が出来ると思うのは、いささか傲慢な考えでないかと私は思います。
ある程度、勘は働くものです。それには私も同意します。
生理的に無理なものを、無理してくださいとは言いません。
ですが、「ピンとこなかった」ことがイコール、あなたの結婚相手としてふさわしくない、という回答にはならないことを、どうかご理解下さい。
あなたは婚活市場に自らの足でやってきたのです。
探すならとことんです。
先入観を突き破り、ファーストインプレッションの三歩先まで足を踏み入れて、お相手探しをしていただきたいと思います。