結婚は相手の親を見て選べ?相手の両親の役割とパワーバランスを知る

義両親 交際前デート 結婚相性確認編

「結婚は相手の親を見て選べ」という言葉があるように、結婚相手の両親の人格や家々由来の風習は無視できないものです。

相手の両親の性格が自分の常識から逸脱していないか、相性が悪くないかということは、相手からご両親の話を聞いた際や、実際にご両親と会った時点でしっかりとチェックしておいて頂きたい部分です。

相手の両親は、今後何十年という単位で、あなたの生活に直接影響し合いながら存在していく方々です。
しかも、関係性としては対等な立場ではありません。お相手の両親は、あなたにとって目上の方となるわけです。

お盆やお正月、子供が生まれたら出産後からいくつかの行事を共にし、場合によっては育て方にも影響が出てきます。

そして、相手の両親が自活できなくなった場合は、将来の伴侶とあなたの生活費の中からもその費用を負担したり、時間を作って自ら介護をすることになる可能性もあります。

こういったところまで考えると、お相手の両親の人柄だけでなく、ものの見方、考え方までを確認することの重要性がお分かり頂けることと思います。

・・・と、ここまで「相手の両親がどんな人間であるかもとても大事」というお話しをしましたが、このステップでは、あなたの伴侶となる人その人の価値観の判断方法をお送りしております。

その為に探ってもらいたいことが、「相手のご両親の役割二人の間の力関係」です。

これはなかなか根の深い話となります。今回の判断をする際には、あなた自身の物差しをしっかりと形にせねばなりません。

まずは、あなたがあなたの両親から受けている影響を再確認していきましょう。

人は、物心つく前から親を見て育ちます。

あなたが描く「父親像」「母親像」は、良くも悪くもあなたの父親と母親に多分に影響されて構成されていることと思います。

あなたが男性だとしたら、
父親の好きなところは「見習いたい」と考えるでしょうし、嫌いなところは「気を付けたい」と思うことでしょう。

母親の好きなところは、「伴侶もこうであってほしい」と思うでしょうし、母親の嫌いなところは、「伴侶はそうでなければ良いな」と思うかもしれません。

また、夫・父親のポジションとして「いいな」と思えることについては、それを踏襲したいと考えるでしょうし、「嫌だな」と思うことは強く避けたいと考えると思います。

女性も同様のことが言えると思います。

つまり、あなたの父親観、母親観は、あなたの父親母親に根深く染まっているのです。

「踏襲したい」と思う部分はそれが踏襲されなかった場合にストレスに感じるでしょうし、「こうはしたくない、なりたくない」と思う部分は、あなたがどんなに気を付けていても、長年にわたって染みついた部分ですから、完全に払拭することは出来ない可能性があるのです。

あなたには、結婚後に伴侶と築きたいと考えている理想の結婚生活像があると思います。それをより現実の幸せに近づけるためには、

  • あなたが夫or妻として、実親を見習いたい部分と実家の踏襲したい風習
  • あなたが親として、実親を見習いたい部分と実家の踏襲したい風習
  • 相手に夫or妻として、やってほしいこと、して欲しくないこと
  • 相手に親として、やってほしいこと、して欲しくないこと

これらにも意識を向けて描いておくことが大切です。

自分の家族観を知った上で、相手の家族観を知る。

先述した内容は、相手候補にも同様のことが言えると思われます。

相手にも実親を見習いたい部分、実家に倣いたい風習、それをベースとした上であなたに求める事、やってほしくないことが多かれ少なかれあるはずです。

一例として、男性で、両親の役割や力関係が以下の通りだった人がいるとします。

  • 父親は、家族の為にひたすら仕事をしていた。
  • その代わり父は家では誰よりも偉く、いつも1人で好きなことをしていた。
  • 父は家事だけでなく育児にも参加しなかった。
  • 母親は、専業主婦として家を守っていた。
  • 母親は自分の時間を犠牲にして父と子供の為に尽くしてくれていた。

上記のような両親の元で育った男性は、「夫は仕事を頑張るのが良い」「妻は家を守るのが良い」といった考えがあるかもしれません。その場合、仕事に集中することが自分にとっての家族貢献であり、家庭のことは育児を含めてノータッチでありたいと考えるかもしれません。

もし共働きに理解を示しても、「仕事するのは妻の自由だし、稼いだお金は好きにして良いけど、妻の役割は全うしてほしい」と、自分の中の「妻観=家庭を全て担う」を踏襲することを望むかもしれません。

そうでなかったとしても、「男は全く家事育児をしなくて良い」環境で育ったので、2割程度の家事を担っただけで、「自分すごくがんばっている」と、自分の家族観の中で現状を計り、良くやっている方だと思い込むかもしれません。

女性の例も1つ挙げてみます。

  • 家は5人兄弟で母は専業主婦家庭だった。
  • 大家族だから家事も大変で、子供に手伝わせるのは勿論、母は仕事から帰った父にもあれこれ指図してやらせていた。
  • 一家のかじ取りは母親がしていた。とにかく母が強い家だった。
  • 父は家では昼行燈で、良く母に怒られていた。時折激昂した母は父を罵倒したり洗濯物や雑誌等を投げつけていた。

という両親の元で育った女性は、結婚後専業主婦になったとしても、「夫が大黒柱と言えども、遊ぶ暇があるなら家事育児に参加する時間もあるはず」と考えるかもしれません。

また、夫を敬うという価値観を持ち合わせていない可能性もあります。激昂した際に、母親をなぞるような行動をしてしまう可能性もあるかもしれません。

これらの例は、「こういう父親と母親に育てられたなら必ずしもこうなる」と断言できるものではありません。逆に、両親の姿が反面教師となり、真逆の思考を持っていることもあるかもしれません。しかしどちらにせよ、両親というのは、物心ついてから長い年月、目の前で見てきた唯一の夫婦像であるわけです。相手の両親の役割や力関係に目を向けずに結婚を決めることは、いささか冒険であると私は考えます。

あなたには、お相手の両親や実家の話を手掛かりに、

  • 相手の父親と母親は生活においてどのような役割を担っている(いた)か
  • 父親と母親のパワーバランスはどのような感じか

これらにおいて、ご自身の理想とする結婚生活との間に致命的な乖離がないかを確認して頂きたいと思います。

その他相手の両親に関して注意して頂きたいこと

あなたの相手候補の親が何らかの理由で1人である場合には、慎重な確認が必要です。

片親である場合は、相手にとって親という存在が唯一無二のかけがえのない存在である場合も多いです。親にとっても子供への愛情が非常に深い場合が多いです。

親子の強すぎる絆は、場合によっては子供が伴侶と新しい家族を築き自立する際に大きな障害となり得ます。結婚式や新居、子供について等、一般以上に干渉され、その意見を伴侶が優先したり、あなたと親の意見が不一致となった場合に、いつも親の意見を支持されたりする場合があるようです。

「親と自分は表裏一体である」といった考えや、「世界中で誰より大事なのは親である」といった気持ちが伺い知れる場合は、相手のその価値観をあなたが受け入れられるのかどうかを、真剣に検討されることをおすすめします。

これは両親が健在でも、相手が自身の家族に依存し過ぎている場合にも、同様のことが言えます。

この場合は更に、相手が現在の家族の形を完全な理想とし、自分の新しい家族はその延長上にあるべきという考えを持っているかもしれません。

勿論、片親に育てられた方が全員伴侶より親を大事にするわけでも、両親をとても愛している人が全員伴侶より両親を優先するというわけでもありません。

が、こういった可能性があり且つこの点が結婚の幸せを左右する重大な部分である以上、確認をしておくことは大事であると、私は考えています。

今回も長文となりました。

これで、ライフスタイルの起因の第一章は修了となります。お疲れ様でした!

次回は、第二章、「五感の感度や体の状態」について、お話しして参ります。

次回も頑張りましょう!