オーネットでのプロフィール事故を乗り越えた翌日、私の元に3通のお申し込みが届きました。
この3名の男性は、「オーパス」経由でお申込み下さったのでした。
オーパスは、オーネットの支社PCから写真付のお相手情報を見て、交際お申し込みが出来るシステムです。居住地域、年齢、年収、タバコを吸うか吸わないかなど、条件を選んで検索し、挙がってきた異性会員の写真や自己prを見ながらお相手探しが出来ます。
私のプロフィールは前日まで事故った状態でしたので、今回申し込んで下さった方々は修正される前のプロフィールを見てアプローチして下さったのでしょう。
つまり白紙の自己prに、「あたしゃあんたの仕事に口だすよ」といった微妙な主張をしまくっている地雷プロフィールを見た上でアプローチして来られたのです。中々ツワモノな方々です。
ところで、オーネットではオーパス以外、写真をお見せしない状態で初回申し込みをします。
つまり一旦受け入れられた後に、写真の如何によって会う前に断られるといった可能性があるのです。
オーパス経由で頂くお申し込みは、写真を見られた上でのお申込みですから、少なくとも会うまでは見た目が原因で断られることはありません。オーパスからのお申し込みは心が楽でした。
オーネットで初体験。お相手プロフィールに目を通す
このオーパスから頂いたお申し込みが、私にとって初めて頂いたアプローチでしたので、緊張しながらお相手のデータを拝見したのでした。
「31歳と…35歳と、…40歳…」
思ったより年上の方からのお申込みでした。
年が近い方だといいなと思っていましたので、失礼ながら少し残念に感じてしまいました。
(今になって振り返るとたいした歳の差ではないのですが、当時ぎりぎりとは言え20代だった私は30代の方に少し距離感を感じてしまっていました。)
まずは31歳の方のプロフィールから拝見しました。
自己紹介が、
「いい人がいれば良いなと思って登録しました。よろしくお願いします」
といった、かなりアッサリとした一言でした。
自身が悩みに悩んでpr文を作成した経緯もあり、この薄味っぷりには驚きました。趣味はゲームとだけ書かれてあり、お写真は年齢が表記されていなかったら間違いなく40歳前後と判断していたであろう映り方をされていました。
写真で判断はしないことにしていましたが…、この方の魅力をこの自己prとお写真だけで感じ取るには、もっと修行が必要でした。
そして、初めての出会いは、お断りボタンへと繋がってしまいました。
気を取り直して、35歳の方のプロフィールを拝見することにしました。
職業弁護士、ふむふむ…って、
弁護士Σ( ̄□ ̄;)!?
弁護士…会ったことも見たこともない人種の方です。
弁護士さんもオーネットにいるんですね(オーネットに失礼)。
興味の程度を参照して行くと、音楽やエンターティメントに興味がないご様子で、趣味に共通点はあまりなさそうでした。そして収入欄を見ると…
「はへ!?」
驚きすぎて、変な声が出ました。そこには、私の年収のの12倍の金額が記載されていました。
何でこんな収入の方がオーネットに(以下略)
年収で人を判断してはなりませんが、申し込まれたるは何もかも平凡な私です。こんな立派なお仕事に就かれている方を幸せにできるような能力が自身にあるとは思えず、衝動的に「ごめんなさい!!あなた何か勘違いしたんです!良くわからないけど期待させてごめんなさい!」とお断りボタンを押そうとしてしまいました。
が、「いやいやこのような社会で立派に活躍されている方を、凡百な私から断るなど失礼千万ではないか」と考え直し、弁護士さんの件は一旦保留にしたのでした。
そして最後の40歳の男性ですが、もう何というか、ここから更に驚きの展開が待っていました
まさかのどっきりアプローチ2連続
まず、その方は日本人ではありませんでした。
「え!?アメリカ人!?生粋アメリカン!?」
そして初婚ではありませんでした。
「え!バツ1子持ちさん!?」
それはそんなに驚く事ではないのかもしれません。が、40歳のアメリカ人バツ1子持ちさんに、婚活開始直後にアプローチされるって、うら若き20代の私にはやっぱり驚きでした。
しかしながらです。さらなる驚きがこの後に待っていたのでした。
興味の程度に目を通し、アグレッシブな方だなあと思いながら年収の項にも目をやると…
「えぇぇ!?ななな何じゃこりゃー!!」
そこに記載されていた年収は、私の26倍でした。
(°Д°;)…
初回から自分の生活圏内に絶対に現れない方々にお声をかけて頂いて、結婚相談所という場所の凄さを思い知ったのでした。
オーパス初回アプローチのお受け結果
バツイチの超高年収アメリカ人のような方とは、人生でもう二度と接点が持てないだろうと感じ、単純に違う世界のお話を聞いてみたくなってしまって、お受けボタンを押してしまいました。
多分に不純な動機でごめんなさい。
そしてその後再度弁護士さんの写真を眺めていたら、先ほどまで感じていた萎縮感がほぐれてきて、(勘違いも甚だしいのですが)親近感まで沸いてきたのでした。弁護士さんともお話してみたいという欲求にかられ、お受けボタンを押してしまいました。
正直に言いますと、お二方とも住む世界が違い過ぎて、交際に発展するようなイメージは全く持てていませんでした。
けれども、今回が初のお申込みで、自分の中の相手候補の選定方法も定まっておらず、何をもってお断わりにすれば良いのか判断がつかなかったこともあり、お申し出に甘えてデートさせて頂く次第となったのでした。
次回「オーパスをしてきました」に続きます。