相手の幸せなくして自分の幸せなしのリアルな理由でもお伝えしました通り、伴侶のストレス耐性は、あなたの結婚生活の幸不幸に直接影響を与えます。
ところでこの「ストレス耐性」という言葉、意味はわかりますが、それを見極める為にどういった点を確認すれば良いのかは、もやもやっとしていませんでしょうか?
この点をもう少し明瞭にする為に、ストレス耐性を形成している要素について分析してみましょう。
ストレス耐性とは
ストレス耐性とは、文字の如く「ストレスへの防御力・適応力」のことですが、この力の強さには、以下の能力が影響していると考えられています。
- ストレス感知能力
- ストレス回避能力
- ストレス根本の処理能力
- ストレス転換能力
- ストレス経験
- ストレス許容量
「感知能力」は、感受性とも言いかえることが出来るかもしれません。刺激に対して感度の高い方は、ストレスも感じやすいと言えます。逆に感度の低い方は、良くも悪くも「鈍い人」と言えるかもしれません。
「回避能力」は、ストレスを作りやすい性格かどうかで判断します。「まあいいか」と大抵のことを流せる人はこの能力が高く、曲がったことが許せない、嫌いな人が近くにいると心穏やかでいられない等、気持ちの切り替えが上手でない方はこの能力が低いということになります。
「根本の処理能力」は、ストレス解決能力です。ストレスの原因を把握し対処することでストレスを無くしたり弱めたりできる人は、この能力が高いと言えます。
「転換能力」は、ストレスをバネにして、次回以降に活かせる力です。負けず嫌いの方は、この能力が高い傾向があるかもしれません。
「ストレス経験」は、ストレスを受けて来た量です。営業の訪問等、慣れてくることで平気になってくることもあれば、逆に繰り返すことで余計に抵抗を感じやすくなってしまうこともあります。
「ストレス許容量」は、ストレスをどの程度貯められるかです。ストレスが許容内であれば、それをストレスと自覚することもありません。
ストレス耐性に不安がある人の特徴
ストレス耐性も、育った環境、生まれながらの体質、体調に左右されて形成される部分が大きいと考えられています。
私の解釈ではありますが、これらを加味して、ストレス耐性が低い可能性がある人の例を挙げました。あくまで可能性としての例ですが、1つの参考になればと思い、お話しします。
繊細な感性を持っている人・芸術肌の人
鋭い感性の持ち主は、世界からあらゆる刺激を受けて生きてきたことが想像できます。
人々の心を揺さぶる作品を生み出すには、豊かな感受性が必要なのだと思いますが、それだけの感応力に、回避能力や処理能力が追い付くのは簡単なことではないと想像します。
とある才能ある歌い手と結婚した方が、伴侶との結婚生活を「毎日がジェットコースター」と表現していました。
アートを愛し、喜怒哀楽の変化が大きな方がお相手候補となった場合は、感知能力以外の5つの要素について、慎重な確認が必要であると憶測します。
完璧主義者
真面目で、責任感が強く努力家、常にベストを尽くす人は、日々鉄の意思でそれを成し遂げている頑張り屋さんです。しかしだからこそ何事にも気を抜けず、想像した通りに事が進まないとストレスを感じます。
物事を柔軟に捉えることが苦手な完璧主義者は、ストレス回避能力が低いと考えられます。
また、完璧主義者の多くは、他人に対しても厳しくなりがちです。周りの人が自分が望むような結果を出せない場合もストレスを感じます。
周りを冷静に見られない人、相手の気持ちを量れない人
客観的に周りを見ることが出来ない人は、その時々に於いて適切な判断・行動を仕損じることが少なくありません。
ずれた行動や言動で周りから不評を買い、その反応を受けることでストレスを感じます。
しかしこのような事態になっても、何が原因なのかという根本的なところを判断できません。
解決困難なままストレスが蓄積しがちとなっていきます。
消極的で自分に自信の無い人
内気で、自ら解決策を講じれない人は、ストレス解決能力が低いと考えられます。
受けたストレスを解消できずにそのまま積み上げてしまいます。
解決できない経験を積み続けると、それがトラウマとなる可能性もありますし、ストレスを処理できなければ許容量も超えてしまいます。
ストレスの悪循環に陥りやすい気質と言えるかもしれません。
病気がちの人・体調不良がちの人
体の不調は精神面にダイレクトに影響します。
頭痛にしろ眩暈にしろ足のしびれにしろ、痛みや不調から来るストレスは、容量の空きスペースを少なくしてしまいます。
マイナスの刺激にさらされ続けながら健全な精神で居続けることは難しいのではないでしょうか。
特に自律神経はメンタル面と非常に密接なつながりがあると言われています。
お相手が「自称自律神経失調症」だった場合は、結婚には慎重な確認と覚悟が必要かもしれません。
ではどんな人がストレス耐性が強いのか
以下のような方が、ストレス耐性が強い方である可能性が高いです。
- 物事に動じない、良い意味でも鈍い人
- 「まあいいか」と考えることが出来る人
- 「失敗は成功の元」と、ポジティブ思考が出来る人
- 原因を分析し、解決のための努力ができる人
- 相手の事情や気持ちを汲むことで、受けたストレスを軽減できる人
- 健康である人
- 自分に自信がある人※
但し、ストレス耐性が強い方の中には、「心身共に鈍感で、相手の気持ちが読めず、何事も自分に都合よく考える人」もいるかもしれません。こういった方は、いくらストレス耐性があっても、前回書きました「あなたの体調不良時に、気遣ってくれる人なのかをチェックする」に関しては問題大ありとなる可能性があります。この点にはご注意下さい。
※最後の「自分に自信がある人」については、「プライドが高い人」という意味ではありません。
幼少時に両親や周囲の人から沢山愛情を受けて育った人や、努力の末に結果を出しそれを周囲から認められて来た人など、確固たる自己肯定力を内に抱えている人という意味で使用しました。
相手候補の精神力を、婚活デートで確認する
婚活デートの際に、上記を踏まえてお相手を観察すれば、大体の判断は着くことと思います。
が、失敗しない結婚をする為に、さかな的にはもう一歩踏み込んだ確認方法をおすすめしたいです。
但し、ご案内したい方法はリスクが0ではありません。その上、若干アウトローです。
公の場にそのまま書きますのはちょっと勇気が要りますので、不快にならずに読める自信のある方のみご覧頂けるように、有料記事内でアップさせて頂きました。ごめんなさい。
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次回は、「結婚相手候補の性格を測り知る際に知っておきたいこと」についてご案内します。