婚活サポーターのさかなです。
今回はお見合い後、男性からお断りされて「何がいけなかったのか」と悩んでしまう女性に向けて、仮交際が不成立となる原因・対策方法をお伝えします。
当結婚相談所会員「お見合い後の仮交際希望⇒成立率87%」※の実績に裏打ちされた極意を解説していきますね。
※直近2ヶ月(2019年11月23日-2020年1月23日)/お見合い総数61件。
「仮交際希望⇒成立率」=お見合い後に会員さんが仮交際を希望してお相手にOKをもらえる確率です。
87%なので10人に仮交際希望出したら8人以上からOKもらえるという計算になります。
お見合いで男性から断られる原因は「イメージとのギャップ」
お見合いした男性に交際希望を出しても不成立となる理由は、実際に合った時に「思っていたような女性じゃなかった」と感じさせてしまうからです。
例外として消化試合だった可能性(真剣交際直前の女性がいた場合や、担当に「とにかく無理じゃない女性60人に申し込め」と言われて期待なく申し込んでいたなど)もありますが、それ以外は上記が原因だと考えましょう。
では「思っていたような女性じゃなかった」と思われてお断りされないためにどうすれば良いかですが、お見合いがうまくいく女性の特徴としてよく挙がる条件、例えば、
- 笑顔で挨拶ができる
- 温厚で優しそう
- 化粧が濃すぎない
- 身なりが派手すぎない
- お礼が言える
これらは多くの男性がパートナーに当たり前に期待している部分ですから、まずはここを押さえましょう。
ただこれだけでは足りません。
あなたが「交際に進みたいな」と思えるような素敵な男性の場合は、これらの当たり前をクリアした上でその先が求められます。
その先というのは、相手があなたの写真やプロフィールから想像した「こんな女性であったらいいな像」への迎合です。
「???理解が追いつかないんだけど」
という人のために、原点に立ち返って考えてみたいと思います。
Q1.結婚相談所の男性はなぜ時間とお金を使ってお見合いをするのでしょうか?
A.「結婚したいと思える女性と出会いたいから」です。
Q2.結婚相談所の男性はなぜ時間とお金を使ってあなたとお見合いをするのでしょうか?
A.あなたの写真やプロフィールを見て「この女性こそ自分が求めている結婚相手かもしれない」と期待したからです。
それなのに実際会ってみたら、写真やプロフィールから思い描いていた人物とかけ離れていた。それも望んでいない方向に。
こうなれば男性の「パートナー像との乖離(かいり)」ゲージが溜まり、リミットブレイク⇒必殺お断り発動となります。(FF知らない人ごめんなさい)
お見合いで男性から断られないために「相手が自分に描いているイメージを守る」
先述の通りで、相手が会う前にあなた寄せていた期待に応えられれば、お見合いでお断りをもらいにくくなります。
「はー、そんなん知らんし。勝手に妄想しといて幻滅されてたら世話ないわ。なんで私が相手の私像に迎合しないとならないわけ?」
と感じる女性もいるかもしれませんね。
そんな方にお聞きしたいのですが、あなたの婚活写真とプロフィールは、何の脚色もないそのままのあなたと言えますでしょうか?
キレイに着飾り、気合いを入れてメイク、髪もプロがスタイリング、シワやシミなど光で飛ばして撮影した写真をアップ。プロフィールもいいなと思ってもらいやすいように考えて作成したものを掲載しているのなら、あなたはあなた自身の意思で相手のイメージを膨らませる演出を既にしており、彼は演出されたあなたに惹かれてお見合いを決めたのです。それなのに「勝手に妄想しといて」と主張なさるのはなかなかに残酷です。
一般商品であっても、広告イメージと実際が違えばお客さんからクレームが来たり、二度とリピートしないと誓われる羽目になります。
意中の男性から仮交際をゲットできる女性になりたいのなら、ここはホスピタリティーマインドで「相手が期待しているイメージに沿う努力」をしましょう。
「でもそれでお見合いで気に入られたとして、いつ素に戻ればいいの?素に戻れば結局幻滅されるよね。時間の無駄じゃない?」
これについてしっかりお伝えするには1万字くらい必要なのでざっくりご説明します。
あなたがお見合い・交際中にすべきことは、あなたという人間を形成するいくつもの要素のボリューム・感度のつまみを相手に合わせて調整することであって、嘘の自分を作り上げることではありません。
相手が魅力的だと感じる部分のボリュームや感度のレベルをmax近くまで上げて、相手にとってマイナスに映る部分のボリュームや感度のレベルをminまで下げます。
どの部分を上げてどの部分を下げるべきかは、相手のプロフィールをしっかり読みこめばある程度わかります。
単純な例で言うと、お相手が「明るくて前向きな女性が理想」とプロフィールに書いていたら、笑顔を沢山見せて、明日を楽しみに生きていそうな雰囲気を出し、何かと敵視してくる同僚への陰鬱とした思いには蓋をしておけば良いのです。
この調節は強めにかければかけるほど気が張りますが、相手と親密な関係になるに比例して緩めていけます。
相手があなたのことを好きになればなるほど「傷ついた時に守ってあげたい」と思うようになり、あなたの弱い部分も受けとめてもらえるようになります。
とは言え男女の関係はお互いの努力なしに維持できません。男性がパートナーの女性に見続けたい部分・見たくない部分を完全に無視して愛されていたいと願うのは思いやりにかける行為だと私個人は考えています。
ありのままのあなたでいられるパートナーを望むなら、ありのままのあなたを好きになってくれる男性の中から選ぶしかありません。
恋愛の仕組み上、その中にあなたが恋愛感情を持てたり尊敬を感じられる男性がいる確率は低いですが、その先に幸せが待っている場合もあると思います。
ということで以下、「いいなと思えた男性とのお見合いを成功させたい」人にむけて、仮交際に進むためのヒントをお伝えしていきますね。
お見合い後に仮交際を希望してもらうための4のポイント
- 服装髪型メイクを写真のイメージと合わせる
- 出会った瞬間写真と同じ表情(笑顔)を見せる
- プロフィールを読み込む&相手の関心事の優先順位を想定
- 会話テンポ&トーンを相手に近づける
どれもとても大事な要素ですので、それぞれ詳しくお伝えしていきます。
服装髪型メイクを写真のイメージと合わせる
男性がお見合いを申し込む&受ける際に最重要視するのは見た目がタイプかどうかです。
顔かたちや体型もそうですが、写真全体から伝わる雰囲気からあなたを想像して期待を持ちます。
ここで形成されていたあなた像がお見合い当日に良くない方向に覆った場合、仮交際に進むのはかなり難しくなります。
例えばメイン写真は体のラインがキレイに出る白いひざ下ワンピースを着て、ダークブラウンの巻き髪で撮っていたとします。
相手男性は「明るくてさわやかで上品そうな女性だな」と感じて、お見合いを成立させます。
それなのにお見合い当日に手と靴しか見えない漆黒のワンピースに真っ黒髪ストレートで行ったとしたら、「え、暗くて怖そうなんだけど。いや僕が会いたかった人じゃないんだけど」となってしまいます。
写真でしか見たことがない人と会うのです。相手が服装や髪・メイクから受ける印象はあなたが思っている以上に影響力があるとお考え下さい。
出会った瞬間写真と同じ表情(笑顔)を見せる
ファーストインプレッションが与える影響は大きいですから、出会った瞬間に「写真通りの女性だ」と感じさせられたら強いです。
先述した服装や髪型やメイクも非常に大事ですが、それらを一致させても表情が写真と重ならなければ別人認定されてしまいます。
アップしている写真が、普段まず出せないような奇跡の表情の場合は、鏡を見ながら似た表情を作る練習をしましょう。
プロフィールを読み込む&相手の関心事の優先順位を想定
相手のお仕事や趣味・住まい・ご兄弟などの情報を頭に入れて行くのはもちろんですが、お相手があなたのどんなところに期待しているのかを探るのもとても大事です。
婚活で好かれやすい女性の傾向はありますが、男性が求める女性像はやはりそれぞれで、リサーチに力を入れてニーズを読み取れるほど仮交際成立率は高まります。
お相手のプロフィールから読み取れるだけ読み取り、自分が提供できる部分がちゃんと伝わるように対峙しましょう。
明るそうな性格なのか、
お仕事を頑張っているところなのか、
B級グルメ好きという共通点なのか、
理想のデートに「ドライブ」と書いているところなのか、
カウンセラー紹介文で「控えめだけどしっかりしている」と評価されているところなのか。
余談ですが、私が好きになってもらいたい男性と接する時は、好きになってもらえるまでの間は男性の好みを推測して笑い方や歩き方も変えます。自身のポリシーに反しない部分はガンガン迎合します。ここまでやる必要は通常ありませんが、これを「媚すぎ」と感じて嫌悪感を持たずにいられない人は、自分から好きになった人と両想いになる難易度が高いとは思います。
会話テンポ&トーンを相手に近づける
お相手は「自分と合う女性」であることを期待してあなたと会います。
会話のテンポやテンションや声のボリュームに差を感じさせすぎると「会話しててもしっくりこないな。合わないかも」と判断されてしまいます。
全く同じ速さ・音量で話す必要はありませんが、会話は2人が織りなすハーモニーです、リズム感を意識していただきたいです。
以上、「結婚相手として期待していた通りの女性だ」と感じてもらうためのポイントの解説でした。
全部お伝えすると当相談所会員の優位性が減っちゃうので「隠し味」は抜かしてお伝えしましたが、それでもここまで読んでくださったあなたに報いる、益のある情報にしたつもりです。
本記事があなたのお役に立てることを願います。