今回は、「婚活パーティー自己紹介攻略(前編)気になる人になるための前フリ」の続きとなります。
早速、自己紹介トークについてご案内して参りますね。
※婚活パーティー攻略編第4話となります。
このテクニックを活かすには、婚活パーティー攻略第1話から順を踏まれることが大切です。
自己紹介タイムで気になる人になるための会話術
一室で何人もの人が同時に話している状況ですので、それなりに騒がしい環境でお相手と会話をすることになります。
大声で話す必要はありませんが、相手に届ける気持ちをしっかりと持って会話しましょう。
特に、早口になりがちな方は、聞き取りやすいように少しテンポを落として話されることをおすすめします。
女性はやや遅めのゆったりとしたテンポを心がけると、より女性らしさをアピールできるかもしれません。
会話の先手はどちらが取るか
プロフィールカード交換後、カードに書かれている内容をある程度確認してから会話が始まります。
私はカード交換後20秒位経過してもお相手が話しかけてこなかった場合に、自分から声を掛けていました。
その際、プロフィールカードに目を落としたままで、
「あぁー(なるほどー、という雰囲気の感じの良い感嘆)」
と言ったような言葉から入ると、「え?何々?」と、お相手の関心をぐっと引き寄せられました。
そしてここで目を合わせて、
「ご挨拶する前から、○○さんの方になぜか目が行ってしまってたんです。そしたらここに『剣道五段』って書いてあって。剣道されてる方って、立ち姿からもう素敵ですよね」
といった感じで、まず1アピール。そしてそのまま、「五段ってことは、かなり前からされてるんですよね」といった形で自然と会話に繋げられました。
自分が先手を取ると、これが出来るのでその後の会話が比較的楽でした。ただ、女性の場合は相手を無視して先陣を切るのは評価が分かれるところであると思われます。お相手の出方を伺う時間を作ったが良いかもしれません。
お相手が先に話しかけて来た場合は、「そうそう、それを聞いてほしかったんです」といったテンションで応じましょう。
男性には、褒め+尊敬を絡めてトークする
先ほど申し上げた通り、「私はあなたを異性として素敵だと感じています」という態度で臨むのが成功の鍵です。
但し、「スゴイスゴイ」と単語を繰り返すだけでは他者との差別化は図れません。「すごい」も効果的ではありますが、ここではワンランク上の褒め方を目指しましょう。
その人が「褒められたいと思っている部分」を的確に攻める
男性の場合は脳の特性から、「自力で成し遂げた事」や「能力・才能」について褒められると非常に嬉しく感じると言われています。
そして、(これは女性もそうですが)客観的な感想よりも主観的な感想にググッと来ます。
例を出しますと、
「獣医さんなんですね、素敵な職業ですね。命を救うのが仕事ってカッコいいですね」
という褒め方よりも、
「獣医さんって頭が良いだけじゃなくて、技術も精神力も無いとなれない職業ですよね。命を救うお仕事されてる方って、すごくカッコいいなぁって思います」
といった褒め方の方がより相手の心に残ると考えられます。
特に1番人気、2番人気になるような方は褒められ慣れていると予想されます。安易な褒め言葉には全くなびかない可能性が高いです。
この場合は特に、ライバルが攻めない角度から有効な一手を繰り出す必要があります。
「カッコいい」や「高収入」であるといった「結果」を褒めるのではなく、相手のセンスの良さや身のこなし、地位や収入を得るに至った才能や努力に目を向けて言葉を繰り出してみましょう。
してはいけないこと
プライドを傷つけるような発言や、バカにしていると取られかねない態度・表情は絶対に慎みましょう。
男性の気質によっては、我を忘れる程に感情が沸騰してしまいます。そうなってしまった場合、理不尽な暴言という名のカウンターを受ける可能性が高いです。
女性には、褒め+共感を絡めてトークする
男性同様「僕or俺はあなたが素敵な女性だと感じています」という態度で臨むことが大切です。
但し男性が女性に「興味がある」アピールをする際は、そこに「下心」を感じさせないことが鉄則です。
必要以上にルックスやステータスを褒めたり、お相手の全身をくまなく眺めたり、逆に体の一部(目も含む)をずっと見つめたりといった行為は不快感を与えかねませんのでご注意ください。
本人の状態や、「こう思われたい」と思っていそうなことについて褒める
例えば、上品なワンピースを着ていて、女性らしくありたいと思っていそうな女性には、
「○○さんはなんか品があるというか、お嬢様っぽいですよね。もしかして、実際そうだったりします?…あ、違うんですか。所作っていうのかな、動きがきれいだから、育ちが良いんだろうなあって思いました。」
といった感じです。
女性の場合は、男性と違って経歴や職業についてだけ褒められてもあまり喜ばれません。
「ナースさんなんだー良いねー」といった褒め方は、「良いのは私じゃなくて職業か?」と、逆に反感を買ってしまう可能性すらあります。
ステータスについて褒める場合は、
「保母さんですかー良いお仕事ですね。○○さんは温かい雰囲気をお持ちだから、園児たちから慕われてるんでしょうね」
と、本人の気質にも触れながら褒めると効果的です。
共感について
基本、ほぼすべての話題に共感する気持ちで挑んで頂きたいと思いますが、共感できる人が少ないことであればあるほど効果は大きいです。
相手のマイノリティーな趣向や考えに上手に話を合わせることができれば、「なんて気が合う人なの!」と思われ、大幅な印象がアップが狙えます。
話を合わせると言っても、相手の言葉にただ同意し、オウム返しにするだけではあまり効果がありません。
「あー!『マックのポテトを時間が経ってから食べる』、これわかります!あのサクっとならない感じが逆に良いですよね!中途半端にしなびてかさついてて、でも噛むと意外と柔らかいギャップに萌えますよね!急いでいる時に揚げたてが出てきた時にはうわあ、って思っちゃったり。あ、わかります?ですよねー!」
といったように、五感や気持ちの表現を駆使したりして、お相手に「そうそう!そうなの!」という反応がもらえるような共感の仕方がベストです。
してはいけないこと
否定の言葉は業務用の冷凍庫並みに女性の気持ちを冷やします。全く共感出来ないことに関しては、「へぇー(あなたにとっては)そうなんだー」といった言葉のチョイスをし、態度としては、「なるほどなるほど、あなたにとってはそうだってことはわかったよ」とあくまでも否定のニュアンスを悟られないように努力してみましょう。
自己紹介トークの終わり際に言うこと
会話が順調に弾んだ場合は、「あっと言う間で残念です」と言った風に、もっと話したかったというアピールをしましょう。
男性の場合は、上手く行きそうな感触が合った人に「○○さんとはもう一度お話しさせて頂きたいな」と言ってしまいましょう。
女性の場合は、交代コールがなった時に少しさびしそうな顔で「あー(残念な気持ちを込めて)」と言うと、「あぁ、好感触をあたえられたのだな」と男性が感じやすいと思います。
この他に気を付けたいこと―会話の最中の体の使い方
相手の話を聞く際は、少し前のめりになって聞きましょう。
相槌を打つ際は、軽くうなずく等、わざとらしくならない範囲で体のアクションができると良いです。
女性でしたら少しくらい大袈裟でも良いと思います。また、手の動きも女性らしさを演出する武器となります。驚いた時や、笑った時等、効果的に使いましょう。
あとは姿勢ですが、猫背にならないように気を付けて下さい。
足を組んで対話をすると、偉そうな印象を与える可能性があります。男性でしたら開きすぎに注意し、女性でしたら揃えて軽く横に流しましょう。
顎が上がっていたり、口を開いたままでお相手の話を聞いていると、あまり魅力的には映りません。この2点には特に注意して下さいね。
最後に
自己紹介タイムまでは、本命の目処をつけたとしても、それを態度には出さないことをおすすめします。
全ての参加異性全員に同じ温度感で接し、「私はあなたに異性として魅力を感じています」という雰囲気を醸し出しましょう。
次回の婚活パーティー攻略では、自己紹介後の過ごし方のテクニックをお送りします。本命ゲットへ向けて、最期まで念入りな仕掛けをしていきましょう。
お楽しみに!
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