婚活サポーターのさかなによる、「いいなと思える人と結婚するための婚活講座」。
本カテゴリーでは、ご縁があったお相手とあなたとの結婚生活の相性を見ていくためのご案内をします。
結婚とは、毎日の生活である
あなたが「婚活成功のための下準備」の章でご案内した「理想の結婚生活にたどり着くための38の質問」に取り組んで下さったなら、すでにご承知のこととは思いますが、結婚は生活です。
そして、ライフスタイルにおける価値観は本当に十人十色です。
結婚後、あなたが常識と思っていたことが相手の非常識であったり、その反対であったりすることに驚くことも少なくないことをまずは覚悟しましょう。
しかし、どちらが世間の常識に近くて、どちらが非常識かという問題は、夫婦生活においては不毛な論議です。
長年その方法でやってきて、取り立てて不都合も感じなかった事に対し、人は改善しようとはなかなか思えません。相手に変化を強いることは、それが正しいかどうかに関わりなく、相手に相応のストレスを与えることになります。
ストレスを与える側になったとしても、与えられる側になったとしても、その時点で二人の関係性は「癒しあえるパートナー」ではなくなり、互いが受け入れられないことで衝突することが多いと、二人の関係はどんどん悪化し、最悪の場合、修復不可能に陥ります。
その先には、価値観の不一致による決別が待っています。
価値観と一言で言っても、項目にしてみたりすると無数にあるものですから、どんなに相性が良い人と結婚しても、大きく衝突することはあると思います。
そこで折り合いをつけ、乗り越えてこその、夫婦の絆だとは思います。
けれども、できる限りぶつからないに越したことはありません。
ですので私はあなたに、結婚前にできる限りお相手との相性を知って頂けるように、判断のポイントをご案内したいと思います。
ライフスタイルの起因を、3つに分けて考える
離別を選んだ夫婦の、離婚原因第一位は、「価値観の不一致」ですが、夫婦生活に影響する「価値観」というところを踏み込んで考えてみると、全てはライフスタイル(生き様)とイコールであるように思えます。
金銭感覚(お金の使い方、使いどころ)にしろ、生活習慣にしろ、癖にしろ、考え方にしろ、人への接し方にしろ、
その人の辿ってきた軌跡が、生活の仕方を形作っていると私は考えています。
となると、結婚後、あなたが伴侶とどれだけ居心地良く過ごせるかは、伴侶のライフスタイルを無視しては量れません。
このライフスタイルの形成は、大きく分けて3つのことが影響し合って形成されていると私は主張します。
1つは、育った家庭環境
1つは、五感の感度や体の状態
1つは、辿ってきた人生
この3つがあなたとお相手で近ければ近いほど、摩擦の少ない生活が送れるでしょう。
1つ1つがそれなりに長い解説になりそうですので、具体的なお話は記事を分けてご案内していきますね。